杏里 / Anri Bi・Ki・Ni

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A1. Goodbye Boogie Dance

A2. Dancin' Blue

A3. September Walkin

A4. Lady Sunshine

A5. Yes I'm in Love

B1. Surf City

B2. Just be yourself

B3. Beach Boy in my Heart

B4.Summer Focus

B5.Affection

 

1983年にリリースされた杏里の通算6枚目にあたるアルバム『Bi・Ki・Ni』を紹介します。このアルバムは、その後の杏里の方向性を打ち出し、ブレイクへと導いたと言える記念すべきアルバムではないでしょうか。
以前、角松 敏生のプロデュース作品『Timely!!』を紹介しましたが、このアルバムは、角松プロデュース・アルバムで人気・売上共にブレイクに至った、布石のアルバムと言えると思います。
このアルバムで、角松はプロデュースではないのだがアナログ盤A面5曲の楽曲提供、アレンジ、演奏にと全面的なバック・アップをしています。B面5曲の内、3曲を小林 武史、2曲を杏里が曲を書き、佐藤 準がアレンジを手掛けています。

それまでの杏里のアルバムにも、夏・海を感じさせる作品は多くありましたが、このアルバムで角松は当時の十八番とも言える夏・海路線の曲はもちろんですが、ポップ・ファンクといった感じのダンス系のナンバーを提供しています。
ウィークデーの夜は都会でディスコで踊り、ウィークエンドには海に出かけて行くという80年代の遊び好きの若者のライフ・スタイルを上手く取り入れたとも言えるでしょう。
事実、アナログ盤ではA面がDisco Side、B面がSea Sideとなっています。

故・青木 智仁の軽快なスラップ・ベースが印象的なメロディアス・ファンクなナンバー01。当時の角松はこの手の曲を書かせたら抜群でした。
このアルバムの中で1番好きなナンバー02。角松と土方 隆行のギター・カッティングが格好良く、EVEのコーラスも効果的です。佐藤 準のブラス・アレンジが角松のリズム・アレンジを素晴らしく際立たせています。しかし、EVEは上手いですね。
キャッチーなメロディー、特にサビの部分のメロディーは、角松らしさ全開のミディアム・ナンバー03。
角松の人気曲「Take You To The Sky High」を彷彿させる04。曲の構成やアレンジが非常によく似ています。
Rajie、杏里等による重厚なコーラスで始まるバラード曲05。角松のメロディー・センスが光る1曲。当時は本当に良い曲を量産してましたね。どことなく林 哲司の曲風に近いような気がします。数原 晋のフリューゲル・ホーンが良い音出しています。
小林 武史の作詞・曲、編曲によるミディアム・グルーヴ06。夏の終わりの少しグレイがかった海を上手く表現している佳曲です。
小林 武史の作品07。岡沢 茂のベース、鈴木 茂のギターが地味目ながらも職人といったプレイを聴かせてくれます。小林の書くメロディーもとても良いですね。後の活躍が頷けます。
波のSEに続いて、杏里の作品08。夕暮れに似合う聴きやすいナンバーです。
小林作品09は、テンポのあるポップ・ナンバー。こういうテンポの曲ではやはり角松に軍配があがりますね。
杏里の作詞・曲のバラード曲10。杏里もソング・ライターとしての才能を開花し始めた頃の曲と言えますね。美しいメロディー・ラインです。

(quotaion from : 杏里_Bi・Ki・Ni : Music Avenue)

 

(Anri (2) - Bi ' Ki ' Ni at Discogs)